酒泉酒仙会

酒泉酒仙会は、日本酒を取り巻く社会的環境が抱える諸問題に対して、それら問題の解決に向けた提言、調査研究、情報提供、人材育成、普及推進、連絡、調整等の事業を行うほか、日本酒の適切な啓発、普及、発展、伝承の実現という日本酒に公益の増進に寄与することを目的に設置された有識者から成る組織です。

■設立趣意

弊会は1991年の設立以来、日本の酒である「日本酒」、「焼酎」の提供方法の研究を中心に酒類の総合研究をおこない、その教育啓発活動を通じて、日本における酒文化の発展および関連業界の支援、そして日本食文化の継承発展に寄与する事を目的に活動してまいりました。それらの活動からわたしたちは、よりいっそう、日本および日本文化そのものを象徴する日本酒を正しく理解し、より多くの方々にその魅力を訴求していきたいと考えます。
世界中で日本酒が求められる時代となりました。近年、日本酒の輸出数量は増加の一途をたどり、世界中の消費者にその品質に対して高い評価を受けています。いっぽう、日本国内に目を向けるとその消費量は1975(昭和50)年をピークに減少し続け、現在ではピーク時の約35%にまで減っています。この間、経済状況の変化、生活様式・食生活の欧風化など我が国の状況、国民の生活環境はその都度、変化してきましたが、それらと同じく酒類に関わる様々なことも移ろいできました。特に生活様式、食生活の変貌に伴う消費者嗜好の変化による新たな酒類の台頭は、根本的に我が国民がTPOに応じて酒類を選んでいることを意味し酒類の持つ至酔的役割は薄れ、嗜好品としての役割が増しつつあります。
このようななか、日本酒は、我が国の伝統酒としてその消費量が減少することは必然でありますが、昨今の風潮を鑑みると日本酒の未来について危ぶまざるを得ない一面も見受けられ、このままでは日本酒の未来そのものを奪いかねないほか、日本酒本来がもつ魅力、付加価値をも損ないかねない状況にあるとも考えられます。
これらを踏まえ、これまでに、名誉唎酒師酒匠の称号を設け、出雲佐香神社 酒造之大祖 久斯之神の神授のもと日本酒の普及・発展にご貢献をされた方をはじめ、各界の有識者を任命してまいりましたが、新たに「酒泉酒仙会」を設立し更なる普及、継承発展に努めさせていただくことといたしました。

■組織概要・役職

当会は、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)内に設置され、次の役職が設けられています。

◇酒泉酒仙の七賢人
SSI評議委員会により出雲佐香神社 酒造之大祖 久斯之神に奏上され、神授により任命された各界の有識者7名。
淺見 敏彦 様 公益社団法人アルコール健康医学協会 代表理事 兼 副理事長/元 日本酒造組合中央会 副会長
石川 雄章 様 公益財団法人日本醸造協会 非常勤顧問
大木 美智子様 財団法人消費科学センター 理事長
神崎 宣武 様 民俗学者、旅の文化研究所 所長
鮫島 吉廣 様 鹿児島大学農学部客員教授、元焼酎・発酵学教育研究センター 教授
滝澤 行雄 様 秋田大学 名誉教授

◇酒泉翁
日本酒の適切な啓発、普及、発展、伝承など日本酒に公益の増進に寄与された方々のうち酒泉酒仙の七賢人により出雲佐香神社 酒造之大祖 久斯之神に奏上され、神授により任命された物故者。

◇酒仙
日本酒の適切な啓発、普及、発展、伝承など日本酒に公益の増進に寄与された方々のうち酒泉酒仙の七賢人により出雲佐香神社 酒造之大祖 久斯之神に奏上され、神授により任命された者。

名誉唎酒師酒匠
日本酒及び日本文化の普及、発展に資する功績、業績が顕著であると認められる有識者のうち酒泉酒仙の七賢人により出雲佐香神社 酒造之大祖 久斯之神に奏上され、神授により任命された者。

◇名誉唎酒師
日本酒及び日本文化の普及、発展に資する功績、業績が顕著であると認められる有識者のうち酒泉酒仙の七賢人により出雲佐香神社 酒造之大祖 久斯之神に奏上され、神授により任命された唎酒師あるいは焼酎唎酒師。