2013春「フランス料理と楽しみたい地酒大show」総評

SSIが設立して25年、FBOが設立して15年を迎える今、記念すべき年のイベントにふさわしいテーマとして、「日本の地酒は世界中の料理と好相性を示す」ことを証明するために、今回は「フランス料理と楽しみたい地酒大show」を行いました(次回以降は、中国料理、イタリア料理、そして日本料理と予定)。

日本酒の香味ポジショニングMAP
赤丸が今回の受賞酒(ブロンズ除く)


フランス料理も様々に存在しますが、「ビーフシチュー」、「ポトフ」、「サーモンマリネ」を実食しながら投票頂いた結果、果物や花のようなフルーティーな香りを持つ「薫酒~香りの高いタイプ」の日本酒が人気だったことが判りました。

これはフルーティーな白ワインをイメージされた方が多かったことが予想されますが、軽快なテイストが多い薫酒といえども、白ワインよりは旨味成分(コク)を多く持つため、濃厚なフランス料理と調和すると感じられたのではないかと思います。

焼酎の中では、リッチタイプに分類できる芋焼酎と麦焼酎が入賞していたことから、フルボディタイプの赤ワインを合わせるような感覚で、フランス料理と焼酎が楽しめると思われました。

リキュールに関しては、白ブドウ、梅、レモン、しそ、柚子などを使用した清涼な香味のタイプが入賞していましたので、爽やかな白ワインのような感覚を持つタイプが好まれると感じました。

「日本酒や焼酎とフランス料理なんて合う訳ないと思っていたけど、実際に試してみると相性が良くてビックリした」との意見が本当に多く寄せられました。これからも一人でも多くの方々に「フランス料理と日本の地酒」のような組合せを体験頂き、それこそ「マリアージュ」と呼べるような素晴らしい出会いを体験頂ける機会を提案していきたいと思います。

文:FBO・SSI研究室

フランス料理と楽しみたい地酒大show結果