Vol.13 越の華酒造「純米原酒 カワセミの旅」(新潟県)


新潟空港より車で15分の新潟市沼垂(ぬったり)、こちらがこれからご紹介する越の華酒造さんです。
信濃川最下流の町、沼垂に位置し、近くには佐渡汽船ターミタル、新潟駅より1.5kmと便利な地点にあります。
 


”酒は生きものである”明治3年より今日まで、新潟の歴史と風土の中に深く係わり合いをもちながら、先代の意思のもと「究極の酒」「特徴のある地酒」を求め、米は兵庫県産「山田錦」、新潟県産「五百万石」、幻の酒米と言われる「亀の尾」、山田錦と亀の尾の特徴を持つ「華吹雪」を使用し、出来る限り酒本来の旨み・香りを楽しんで頂くべく、こだわりを持った酒造りをしておられます。
 
その結果、数々の賞を受賞され、昨年の「関東信越国税局酒類鑑評会」に於いては、金賞を受賞されました。
越の華さんの企業理念、人生の「温故知新」に彩を添える役割を担いたいものと日々精進してまいりますの言葉通り、酒造りに対して真摯に取り組んだ結果だと思います。

 


越の華さんと私の出会いは、4年前の「新潟酒の陣」です。
ブースには、純米吟醸の「酒に心あり」や純米大吟醸の「微笑楽」、昨年1月に妻夫木さんが新潟県に撮影に来られた時に飲まれ、後にSMAPさんに紹介されたと言う、大吟醸の「越の華 超特選」etcが有り、色々な酒類を試飲させて頂きました。
新潟は「端麗辛口」の印象が強かったので「新潟でもこんなお酒が有るんだな〜」と感じた事は今でも覚えています。旨みがしっかりと有りながらスッキリとした切れ味、「とても丁寧にお酒を造っておられるんだな〜」と感じられやさしい気持ちになれました。
 
そこで!今回私が溺愛酒に選んだのが「カワセミの旅」です。
先程、越の華さんのお酒は、旨みが有り、スッキリとした切れ味と表現しましたが、「カワセミの旅」に限っては、全く違うタイプの日本酒で日本酒度が−30なんです。
時々、甘口の日本酒を頂く機会は、有るのですが、甘さが口に残り、又、飲みたいと思わせるお酒には出会えませんでした。
なので「日本酒度が−30でチョコに合う日本酒なんです」と言われても・・・と思い、半信半疑で口に含むと、先ず「これって日本酒?」から始まり、次にチョコを渡され再度口に含むと美味しさの余り、絶句しました。
お酒の味がカクテルの様な味に変化しているんです。
 


フランスのショコラティエ ジャン=ポール エヴァン氏がチョコレートに最も合う日本酒!と認められたお酒だと後に知り、改めて納得しました。
こんな素晴らしいお酒をもっと知って頂く為に、「カワセミの旅」は欠かせません。
日本酒の苦手な方、大好きな方にも是非、一度お試し下さい。
お酒の概念が変わるかも?

データ
原料米:こしいぶき         
日本酒度:−30
アルコール度:14〜15度     
精米歩合:70% 純米原酒

今年も「新潟酒の陣」が3/12〜13の2日間、朱鷺メッセで開催されます。
新潟の蔵元、(約90蔵)が一同に集まり、試飲販売されます。
中々、お目にかかれない蔵元も有るので、この機会に是非、お出掛けになっては如何ですか?
*ちなみに、昨年の入場者数は2日間で87,000人だったそうです。

越の華酒造  http://www.koshinohana.com/

レポート:田中成美 

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