Vol.1 久保田酒造「相模灘」(神奈川県)


旨い!!思わずつけた◎!試飲会のリストのチェック欄。神奈川のお酒「相模灘」地元にこんな美味しいお酒があったなんて!メモにはお蔵までの道順もしっかり…実際にお蔵に伺ったのは2年後の2007年ですが、訪れるたびにその真摯な酒造りの姿勢を知り、惹き付けられていきました。

穏やかな香りに洗練されたバランスの良い味わい、綺麗な酸に寄り添う旨味、徹底した原料処理、丁寧に醸されたお酒達。山田錦・雄町・美山錦と3種の酒米の特性が楽しめる純米吟醸も美味ですが、特別純米・特別本醸造も味わい深く、季節限定のにごりや搾りたては実に爽やか!味ののった秋上がりはお燗をつけたらあっという間に・・・(笑)

毎朝、グラス一杯、約30mlほどの「相模灘 純米吟醸美山錦」を頂くのですが、その味をどう感じるかで、その日の体調もわかるんです(笑)。すうっと軽やかに身体にしみわたる日は絶好調!!私の元気の源です。



相模灘は神奈川県相模原市津久井の山懐にいだかれた小さなお蔵。 
蔵元杜氏で美大出身の久保田晃氏の繊細で豊かな感性、トップアスリートでもあった弟の徹氏が麹担当しつつサポートし、若い二人を中心に4人の蔵人で醸しています。
そして常に研究し進化し続ける250石は、心ある酒販店さんが届けてくれます。





お蔵で注目されるのは杜氏さんはじめ蔵人さん達ですが、忘れてならないのは裏で支える人の存在。出来たお酒の検品・ラベル貼り・出荷作業・酒粕詰・販売所でにこやかに応対する女性達。10年来この蔵を手伝うご近所のミセス達、彼女達は皆このお蔵が大好き!
休憩時間には皆揃って和気藹々のティータイム、販売所を訪れるお客さんの言葉を伝え造り手を励ます…目立たないけれど陰で力を尽くす、素敵な笑顔の彼女達を含めた大きな愛がいっぱいの「人の和」がお蔵を支えているのです。
「和醸良酒」ここにあり!!



「いつもありがとうございます、今年も美味しく出来ましたよ」と、手渡される一本は誠に美味しい!!
是非お試しを!



相模灘醸造元 久保田酒造
http://www.tsukui.ne.jp/kubota/

レポート:おばばこと住友弘子



写真:青木 弘(フォトグラファー)
http://www.hiroshiaoki-photo.com/

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