「Sake Study Vol.8」下関のふぐ堪能と冬の酒肴レシピ~忘年会


熱燗が恋しい季節。12月10日のサケスタVol.8は日本酒学講師、きき酒師の資格を取得されている下関酒造株式会社の内田忠臣社長をお招きしてふぐ三昧の美味しくて贅沢なお勉強会プラス忘年会を開催しました。

 
下関酒造株式会社 内田忠臣社長

高級食材に合う日本酒

下関を代表する味覚といえば「ふぐ」。福を招くようにという意を込めて地元では「ふく」と呼ばれていることはもうご存知の方も多いと思います。
内田社長のお話しは、ふくと下関の関わりや、ご自慢の日本酒ラインナップ、そして圧巻ひれ酒までを熱く語っていただきました。とっても食欲をそそる香りぷんぷんの中ということで、社長のお気遣いもあり早めに試飲タイムへ進みました。そしていよいよきき酒師軍団のお仕事?!開始です。

下関酒造の代表銘柄2種
「純米酒 若き獅子の酒」
日本酒度:+5.0
酸度:2.1
アミノ酸度:1.5
使用米:美山錦・山田錦
精白度:70%

「大吟醸 海響」
日本酒度:+5.5
酸度:1.7
アミノ酸度:1.2
使用米:美山錦
精白歩合:60%

それぞれをまずテイスティング。若き獅子の酒は純米酒らしいキレがありながらも爽やかさをも感じさせ、大吟醸の海響は関門海峡の広々とした風景をイメージさせるネーミングにふさわしく、穏やかな吟醸香と柔らかで優しい旨味を持ち高級食材であるふく料理との同調を予感させたのはいうまでもありません。

次はてっさ、フグ唐揚げとのマリアージュはいかがかな?としばし参加者全員、口数少なく、「う~ん・・・」と唸り声もあったりして、真面目に感想をアンケートに書いていました。酔わないうちにサクッと書かないとというのが本音なんですが・・・いずれの日本酒も食中酒として文句なしの酒質でした。


 

冬の酒肴レシピ

今回は女きき酒師軍団のメンバーでもあり、料理研究家としてもご活躍の白田英子さんに冬にぴったりの日本酒に合うおつまみのミニ講座をお願いしました。
☆タコの山椒ソース和え
☆蕪のそぼろあんかけ
☆塩豚のネギソース
☆グレープフルーツのブルーチーズソースサラダそしてポテトサラダのクリスマス風。
どれも手軽で短時間に作れ見た目も綺麗でしかも美味しいという3拍子ならぬ4拍子も揃ったメニューにはみんな大感動、大満足でした。早速翌日作ったのが、ブルーチーズ(ゴルゴンゾーラピカンテ)、酢、マヨネーズ、塩、こしょうで滑らかになるまで混ぜ合わせたソースをかけたサラダ。思ったほどブルーチーズの味が強くなくグレープフルーツや野菜と馴染んであっさりした味わいが日本酒にピッタリ。もちろんワインとの相性も当然いいと思いますけどやっぱり日本酒とチーズも合うことを改めて実感。白田さん、分かり易い説明のミニ講座ありがとうございました。


 

忘年会と感動のひれ酒

中盤からは賑やかな忘年会モード〆はふく雑炊。淡白さの中にふく独特の何とも言えないあの味わいと溶き卵のふんわり感の絶妙なマッチングでお代りする参加者続出。ひれ酒にはトラフグの上等なヒレと関娘(復刻版)をご提供いただき、作り方で学んだことと言えば火をつけた時にステアするとヒレの味が日本酒全体に行き渡りひれ酒を十分に楽しめるとか。内田社長直伝ですので皆様も是非お試しあれ!



もう最初から最後までいいこと尽くしのサケスタ+忘年会、皆さんには写真を見て羨ましがってもらっちゃいましょう!
師走のお忙しい中、下関よりお越しいただきました内田社長、大変贅沢なふく付き勉強会にお時間を割いていただき本当にありがとうございました。私どものアンケートお役に立てば幸いです。下関酒造の詳細は下記URLより是非チェックしてみて下さいね。3月に何やら楽しいイベントもあるようですよ。
下関酒造 http://www.sekimusume.co.jp/

今回のサケスタ幹事の白田さん企画、準備等本当にお疲れ様でした。
来年のサケスタにも「たくさんの福がやって来ますように!」
では、皆様良いお年を・・・

レポート:澤口育子

女唎酒師軍団活動レポート