「Sake Study Vol.15」 ~錫酒器制作体験会~「マイぐい呑み」を作ろう!


~錫酒器制作体験会~「マイぐい呑み」を作ろう!
美味しいお酒を自分で作った酒器で飲みたい!今回はそんな希望をかなえてくれるSake Study です。先にSSIのイベントで体験した軍団メンバー氏田さんが企画してくれました。

川口「錫光」
お邪魔したのは埼玉県川口市の錫工房「錫光」様。こちらの工房では型作りから鋳込み、ロクロ挽き、ツチメ、漆塗りまで全工程を一貫して手掛けておいでです。制作体験は一回6名まで。今回は軍団メンバー4名と他からのお客様も1名の計5名での体験です。先ずはこの企画のサポートして下さってる、日本の工芸品を世界に広める活動に取り組む「Salla Japan」代表の宮崎隆様よりビデオを見ながらお話を伺います。次に錫光代表中村圭一様よりぐい呑み作り体験の工程を説明して頂き工房へ!
 

いざ、体験!
制作体験は全工程はさすがに無理なのでその中の、鋳込み、ロクロ挽き、ツチメの体験をさせて頂きます。メンバー一同わくわくどきどき!!工房にはズラリと沢山の工具が並び、原料の錫の塊が鎮座し、炉には溶けた錫のプールが!熱そう!!参加者は二手に分かれ、「鋳込み」と「ロクロ挽き」をそれぞれ体験。
まず「鋳込み」  お弟子さんに見本を見せて頂きます。
型に高温の溶けた錫を流し込み型をはずすと可愛いお椀型のお猪口が現れます。さあ軍団メンバーも軍手をはめてチャレンジ!いとも簡単にしてみせて下さいましたが…実際やってみるとたいへん!難しいです!
流し込む量、はずすタイミングがちょっとでもずれるともう型かたはずれないし形になりません。勘のよいメンバーは2,3回で成功させてましたが、私お婆は5,6回チャレンジしてようやく型から抜けました。
もう熱い現場なのに冷や汗タラタラ~。型からだしたお猪口はまだ分厚いもの、これをロクロ挽きで薄く綺麗にけずりだしていきます。
   
「ロクロ挽き」
工房代表の中村さんご指導のもと回るロクロにはめ込んだお猪口に工具をあて削りだすと銀の糸がかろやかにシュルシュルと宙を舞うのです。これまた実際にやってみると上手くいかない!角度や力加減が難しいです、が丁寧に教えて頂くうちシュルシュルと錫の糸が宙を舞ったらもう大歓声!薄く削れた錫の銀の糸をお土産に頂戴したメンバーも(笑)そのまま使えるようになるまでにするのは素人には無理なので、次のツチメの工程は予め形作ってあるぐい呑みが用意されてありました。
 

「ツチメ」
柔らかい光沢のぐい呑みは掌に収まるよいサイズでそのままでも素敵な完成品ですが、ここに自分達で自由に好きな模様をつけていきます。用意された5種類の槌はそれぞれ表情の違う柄がでます。力の強弱でも柄が違ってでるし、とても楽しいです。ツチメの工程では全員一心不乱にコツコツと槌打ち、思い思いのぐい呑みを完成させました。
その後は別室にてお酒が!できたてのMYぐい呑みで一献です、美味しい~~。
錫はお酒をまろやかにする効果があり、保温保冷にもすぐれ、花器にすればぬめりがでにくくお花長持ち、湿気を寄せ付けないから茶入れにもよい優れもの。素晴らしい完成品がずらりと並び、オーダーも可能とか!すかさず買い求めたメンバーも(笑)
 

感謝
サケスタとして参加体験させて頂いた錫酒器作り、日本が誇る素晴らしい伝統文化に触れることができとても楽しく有意義でした。この体験で作ったぐい呑みは自分の大切な宝物となりました。
ひとつひとつ丁寧にご指導下さった錫光代表 中村圭一様、工房の皆様、サポートして下さったSallaJapanの皆様、お世話になりました、ありがとうございました。自店開業の忙しいなか企画調整して下さった、軍団氏田さんありがとうございました。
今年はあちこちの試飲会に可愛いマイぐい呑み持参で行きますよ~~



 

レポート:横濱の酒婦 住友弘子


「錫光」 代表 中村圭一
 
〒333-0822
埼玉県川口市源左衛門新田300-31
TEL 048-296-4028/FAX 048-296-4097
e-mail nk@takumi-suzukou.com

女唎酒師軍団活動レポート