軍団酒プロジェクト『ついに、上槽の日がやってきた!』



「軍団酒」構想から2年、ようやく昨年の、5月の田植え、9月の稲刈り、そして2月の仕込みを経て、ついに3月21日、上槽(醪を搾り、原酒と酒粕にわける作業)の日を迎えました!!ようやく軍団酒第一号の誕生です!
わが子のように愛おしい気持ちで見守り続け、この日を待ち望んだ軍団メンバー。そして仙禽酒造のみなさま、管理農家や田植えに参加してくださったみなさまと、多くの方々のお力添えのもと誕生したお酒は、たくさんの想いが詰まっています。
その記念すべき、軍団酒誕生の瞬間をお伝えします!

ヤブタ式圧搾機に醪が注入
初春の陽射しに恵まれた3月21日。8時半からの上槽に向けて早朝の電車を乗り継ぎ、仙禽酒造さんに到着しました。
すでに、広い蔵内には長い蛇管が引かれ、仕込み蔵にある醪タンクから隣部屋のヤブタ式圧搾機へ醪の取り込みが始まっています。
初めて見る上槽工程、蛇管内をどんどん通過する醪は、わが子たちが必死に最終儀式の場へ走っているようで、「頑張れ、醪ちゃん!」状態のメンバーでした。
すべての醪が取り込まれ、空気圧によって圧搾されるまでには、まだまだ時間がかかるのですが、落ち着かずドキドキするばかり。


ヤブタ式圧搾機とモーターにて稼働する圧搾機
 
みんなの想いが詰まった軍団酒の誕生!
そんな中、圧力をかける前のお酒が自然と滴り出てきたー!!
待ちに待ったこの瞬間。軍団酒(雄山錦・精米歩合60%)の誕生です!
淡い黄金色、新酒ならではの香りを放つお酒は、まさに“あらばしり”。想像以上に濁りがなく美しい。
「苗から酒米、醪を経て、本当に日本酒になったんだー」と、あらためて酒造りの工程に感動し、思わず拍手をしたくなる瞬間でした。


軍団酒誕生の瞬間!酒質チェックの小林杜氏も笑顔
 

軍団酒の出来栄えは?
この軍団酒、熟成を経てのお披露目となりますが、気になるそのお味は???
仙禽酒造さんが醸し出す甘酸っぱさ、軍団のスパイス、多くの方の愛情がミックスされたお酒ですから、期待を裏切りません!うなるような味わいをお楽しみに・・。(「地酒祭り春の陣」にて、プチサプライズがあるかも?)


淡黄金色が美しいピチピチの軍団酒


軍団酒を通じて、たくさんのありがとう!
この貴重な経験で、あらためて「日本酒、そしてそれを醸す人々はスゴイ!この素晴らしさを、より多くの方に伝えなきゃ」と、ひよっこメンバーながらに感じた私。
そして、これまで以上に「酒は一滴もこぼすまい!」と思ったのであります。
最後に、田植えから始まる日本酒造りへの情熱と魅力をあらためて教えてくださった仙禽酒造さん、管理農家のみなさま、そして、応援してくださった多くの方々、重ねて感謝申し上げます。



上槽を待つ間、「床もみ」のお手伝い


麹菌が宙を舞う「種付け」


ありがとう小林杜氏!

レポート:高橋ゆきの