「Sake Study Vol.13」~酒くらべ☆お気に入りを見つけましょ!~

関西発のサケスタ開催!


関西新年会で「やろう!」ということになった念願の関西サケスタ第1回を、大阪・天満の軍団メンバー、尾崎さんのお店『楽縁』さんにて2013年4月14日に開催いたしました。
参加者は一般のお客様13名と、軍団メンバー6名。一般のお客様には、同じ蔵のタイプの違うお酒を飲み比べてもらい、造りや米などの違いによって、味わいや香りがどのように変わるのかを五感で感じ取っていただきました。軍団メンバーには、それぞれのお酒の違いを的確にまたわかりやすく、ビギナーの人にでも説明できるスキルを磨いてもらうことを目的としました。

いつ勉強するんですか!今でしょう!


まずは大阪・山野酒造、山野社長の乾杯の後、やさしい日本酒講座(北野講師)が始まりました。4分類についての講義に続き、きき酒の方法についてのわかりやすく丁寧な説明に、皆さんは真剣に耳を傾けていました。ぼんやりとはわかっていても、こうして具体的に説明してもらうと、きき酒の楽しみ方が広がりますよね。

きき酒タイム


さて次は、同一蔵の下記4種の全くタイプの異なる日本酒のきき酒です(森本講師)。
①かたの桜/純米吟醸 ②片野桜/本醸造 ③片野桜/山廃無ろ過生原酒 ④片野桜・俊成/純米吟醸熟酒
配布した資料には、あえてスペックを載せず、皆さんが感じたままにコメントを書き入れていただきました。先入観が五感を邪魔するからです。そして、4種類の中でどれが一番気に入ったのか、またなぜそう感じたのか、めいめい分析していただきました。お気に入りのお酒の傾向を覚えておいて、家飲み・外飲みする時の参考にしていただくというのが狙いでした。スペックを語らず先入観を与えないことで、本醸造の美味しさ発見!なんて場面もありました。

質疑応答タイム


ここからは軍団の腕の見せどころ。一般の皆さんから質問をいただいて、軍団メンバーが順々に答えていきます。「木桶造りは、どう味が違う?」「醸造アルコールって色々種類があるの?」「日本酒は焼酎と違って後に残るのはなぜ?」「古酒って純米と純米大吟醸でどういう違いがある?」「神事の時になぜ日本酒が使われるのか?」「松尾大社がお酒の神様といわれる所以は?」などなど・・・質問は尽きません。軍団メンバーは日頃の鍛錬の成果を発揮し、それぞれわかりやすく自信を持って回答すると、皆さん、なるほどなるほどと改めて日本酒ワールドの奥深さをかみしめておられました。(実は山野社長のフォローが助け舟になったのは言うまでもありません。)軍団メンバーも、こうして玉手箱の中から飛び出てくるような、予想外の質問に答えてみて、さらに勉強への意欲がにょきにょきとわいたのではないのでしょうか。

反省と感謝


ターゲットを一般のお客様と軍団メンバーの2本立てにしたことは、思い切った挑戦でした。打ち合わせ不足による不手際も随所にありましたが、他の日本酒イベントにはない、参加者それぞれが充足感のある会になったのではないかと思います。それもこれも、温かい目で見守っていただいた一般のお客様、軍団メンバーの結束力、山野社長のサポート、そして会場と協力を提供していただいた尾崎さんに、感謝の一言しかありません。さらに日本酒の勉強を加速させ、イベントや講演で日本酒を広める活動に邁進していきたいと、心新たにすることができたのでした。

レポート:北野 優子・森本 文子

女唎酒師軍団活動レポート