Vol.41 日本酒と天ぷらのマリアージュ(大阪市)


今回は大阪・難波の「天ぷら牧」さんをご紹介します。
実はこのお店、前号の「酒・兵吾」の向かいにあるお店です、今回も「兵吾」で軽く喉をうるわせてから取材に伺いました。



このお店との出会いは、私の勤めているお酒売り場に来てくださるお客様が、ある蔵元の女性営業の方と一緒に私を連れて行ってくださったのがきっかけ。お店 のご主人はそのお客様の義理の弟さんということで、日本酒と天ぷらの組み合わせも面白いし「ぜひ紹介させて下さい!」とお願いしました。
もともとは難波でも老舗の集まる法善寺横町で40年以上営業されていたそうですが、7坪という場所で手狭だったため、近年現在の場所に変わられたそうです。

まず、お店に入ると宝石のように素敵なお酒が並んだ冷蔵ケースがお出迎えしてくれます。「十四代」「田酒」「久保田」や各蔵元の金賞受賞酒など、唎酒師でもあるご主人のこだわりが目に見えます。お店の奥には焼酎も色々と並んでいます。
お食事を頂くテーブルは杉の一枚板、そして手すりつきの大きなチェアで、まるで社長にでもなったような気分で優雅に天ぷらを味わえます。



お料理はやはり「天ぷら」。一品もありますが、3800円、5000円、7000円等のコースがおススメ、今回もお手軽なコースを頂きました。
まずお皿の中に色々な食材の詰まった前菜が登場、これだけで充分お酒が飲めそうです。
次に天ぷらが順番に・・・、野菜「しいたけ・ゴボウ・サツマイモ、他」、お魚「海老・キス他」など、季節や毎日の仕入れで変わる旬のおいしい食材が、2〜 3品づつくらいでテーブルにおかれた純銀の皿に運ばれてきます、もちろん揚げたてです。天つゆか特製塩のいずれかにつけて頂きます、ウマイ!!



この日の日本酒はまず「美丈夫」と「山桜桃(ゆすら)」を頂きました。特性ブレンドの揚げ油で軽くカラッとの絶妙な揚げ具合は油っぽくなく、どちらのお酒 ともマリアージュはバッチリです。その後「篠峰・純米吟醸もろみ」を頂きました、発泡性の残る日本酒の為、ビールサーバーのような容器にいれて保管されて いてご主人自らワイングラスに注いで頂きました。これも天ぷらの油に負けずしっかりお酒を主張してくれました。

天ぷらの他にも、大阪の台所「黒門市場」に近いことからお造りもおすすめです、手造りの珍味もおもしろいものがあります。

大切な方とゆったりした時間を過ごしたい方にはおススメのお店。
もちろん女子会にも(セレブ気分になれテンションあがります)
美味すぎて何を食べたか記憶が少ないのはけしてお酒の飲みすぎのせいではありません・・・汗



とにかく一度足をお運び下さい、満足して頂けると思いますよ、HPも充実していますので是非ご覧下さい。


天ぷら 大阪 「天ぷら 牧」
大阪市中央区千日前2-3-17
TEL.06-6633-6114
17:00〜23:00(L.O.22:30)
地下鉄・南海・近鉄各線なんば駅 徒歩5分
http://www.tenpura-maki.jp/
レポート:築山 佳恵

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