Vol.38 日本一の魚バカ市場 石巻港 津田鮮魚店(仙台市)


昼は魚屋、夕方からは浜焼き居酒屋というユニークな店が、昨年12月 仙台市の歓楽街 国分町にオープンしました。

その名も『日本一の魚バカ市場 石巻港 津田鮮魚店』!!



“日本一の魚バカ市場”というキャッチフレーズからその意気込みが伝わるように、東日本大震災で甚大な被害を受けた魚の町・石巻の復興の象徴として立ち上がった店です。

運営するのは石巻に本店を置く石巻津田水産と、仙台市内で10店舗の飲食店を営むスタイルスグループ。
石巻津田水産は3月の東日本大震災で2メートルを超す津波に合い、店舗が全壊しました。津田祐樹専務は震災後、石巻の再建と食文化復興に取り組む中で、中学高校の先輩でもあったスタイルスグループの佐々木浩史社長と意気投合。
今回の出店につながりました。

店の目玉はもちろん、鮮度の良い魚介類たち!
毎朝石巻港で水揚げされたばかりのピッチピチの魚が届けられ、店先のショーケースに並びます。
そして日が暮れてからは、居酒屋のメニューとして登場するという趣向になっているのです。



オープン以来の名物イベントが、その日一押しの食材をお客さんが一斉に競り落としていく「店内競り」!!どんな高級魚でも全て100円からスタートされます。
店内のあちらこちらから掛け声が上がり、徐々に金額が上がっていく様子は、本物の競りに勝るとも劣らない活気と熱気!
落札された魚は刺身はもちろん、焼いたり揚げたりと好みに応じてその場で調理され、鮮度や味だけではなく、お祭り縁日のようなエンターティメントに溢れた店なのです。



石巻の魚に合わせ宮城の地酒を堪能!!
居酒屋メニューは「石巻港の朝獲れ地魚刺身盛り」「まぐろの骨付き中落ち」「タコのまるごと一本焼き」など旬の魚を中心にしたラインナップに加え、最近B1グランプリの仲間入りをした「石巻焼きそば」などご当地の味が十分に堪能できます。

そして、気になる日本酒は??

ご安心あれ!!

“魚で飲るなら日高見だっちゃ!”でお馴染みの「日高見」と、石巻のもうひとつの名酒「墨廼江」を筆頭に、「伯楽星」「綿屋」「乾坤一」「阿部勘」と宮城を代表する日本酒が揃い踏み。
もちろん、魚との相性もバッチリです!



何せ飲み物を注文すると、すぐ目の前に出てくるのが七輪なのですから。
帆立やエビを良い感じにで炙って頂くのが、この店のお通しなのです。
これだけでもう、ヤバイぐらいにお酒が進む進む(笑)


東日本大震災から9ケ月。
被災地では手付かずの場所が沢山あり、復興への道のりはまだまだ時間がかかります。でも前を見据え、自分達らしい形で一歩づつ歩み始めた若者達が頑張っています。
来仙の折には石巻の魚と地酒を堪能しながら、「店内競り」を体感してみてはいかがでしょうか。


日本一の魚バカ市場 石巻港 津田鮮魚店
宮城県仙台市青葉区国分町2-7-5
TEL.050-5522-5945
17:00~02:00(月~土)
17:00~24:00(日)
定休日:無休
http://r.gnavi.co.jp/t239508/
レポート:早坂久美

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