Vol.29 熟成酒をじっくり楽しめる日本酒 「日本酒Bar 地炉の間」(名古屋)


今回の旨酒旨店はお久しぶりの名古屋から、昨年11月栄にオープンした「日本酒BAR地炉の間」をご紹介します。



お店の入り口には「いらっしゃいませ、当店は日本酒を気軽に美味しく楽しんでいただけるBarです。フルーティからコクのあるもの、熟成酒など幅広く楽し めます。初めての方でもお気軽にどうぞ!」という手書きの看板が。外からはお店の中も全く見えず扉を開けるのに少し勇気のいる雰囲気なのでこの案内でホッ とします。



店内はカウンター7席と奥にテーブル席(4〜6名)があります。店名の「地炉の間」とは真田昌幸が城の中で密談・密議をする部屋を「地炉の間」と呼んでい たそうで、独りで日本酒を呑みながら店主と語るもよし、友人とじっくり語り合うもよしの空間です。

酒瓶がたんまりと眠っている冷蔵庫はどうぞご自由にご覧下さい状態。殆どのお客様が「ちょっと見ていい?」と覗いてるのではないでしょうか。日本酒は1杯100cc400円〜と気軽に楽しめる価格設定で種類も豊富で入れ替え制です。

お酒の肴も色々ありますが九州直送のくじらの盛り合わせが名物で、「さえずり・うねす・胃・ひゃくひろ(腸)」と4種が1度に楽しめます、この鯨の旨みや甘みがとても日本酒にあうのです。他にもおでんやチーズの盛り合わせ、焼きアボカドなども。

きき酒師の資格を持っている店主の福永さんは熟成酒にも詳しく、また食べ物との組み合わせ、器との組み合わせにこだわりを持っていて、「1つ1つのお酒の美味しさが最も発揮できる飲み方で提供すること」を常に意識されています。

基本の酒器は「日本酒の香りや味の細かいところまでより鮮明にわかる」ということでワイングラス。フルート型・ボルドータイプ・ブルゴーニュタイプなど数種類ありお酒にあわせて選んで頂けます、もちろん熱燗用の酒器やお猪口も揃っています。

「同じお酒でも器や温度の変化で変わります、1度呑んだだけでそのお酒を判断しないで器の形や温度、食べ物との相性など色んな状況でチャレンジして味わって楽しんで欲しい」とのこと。

でも、こだわりがありつつ柔軟性も持ち合わせているのがこのお店の良い所!店主の手がすいている時であればきき酒もさせてもらえるかもしれません、気が利く話しやすい店主なのでお酒の相談も気軽にできますよ。


 
この数年、名古屋で日本酒の呑めるお店、種類を揃えているお店がどんどん増えてきている気がします。今夜はどこで呑もうかしら♪と悩めるのは呑兵衛にはウ レシイ限り。特に若い店主が日本酒会を盛り上げてくれるのはとても心強く、応援せねばと思います。


日本酒Bar 地炉の間
名古屋市中区錦3-14-20 ヤマタケビル2F
TEL:052-962-5679
営業時間:月〜木 夜6:00〜深夜2:00 金・土 夜6:00〜深夜3:00
定休日:日曜
http://ameblo.jp/jironoma1/

レポート:なお↑(大野直弥)

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